屋根より高いこまのぼり

雑記
スポンサーリンク

あーっはっはっはっ!
うーっふっふっふっ!
んーWWWWWWW!

あ、ごめんなさい。
こいのぼりに入って遊ぶのが面白すぎてつい。

このイラストはいつもあうんのアイコンを描いてくれている、緑豆さんが用意してくれたんですよ

いつもありがとうございます!

こいのぼりって、こうやってもぐって遊ぶのも楽しいですが、やっぱり晩春の晴れ空に悠々とたなびく姿を見るのは、おもむきがあってとてもいいですよね。

所で、なんで毎年この頃になるとこいのぼりを飾るようになったのか、みんなは知っていますか?

さかのぼる事、約1000年。
その頃のから既に、武家の間では端午の節句にのぼりを玄関に飾る風習がありました。
でもそののぼりはコイの形ではなく、昔の巻絵なんかでよく見る、武将が戦いながら掲げている、たて長のはたのようなものでした。

それから時は流れて800年。
武家の間でしか行われていなかった風習は、どこの家庭でも行われるようになっていて、町の商店なんかでも、年間行事、イベントとして積極的に飾られていました。
そんな中、1つの商家が、はたの代わりに縁起の良いとされるコイの形をしたのぼりを飾った所

おもしろい! かっこいい! 目立つ! 粋だね!

と町中で大評判。
他の商家も真似た事で流行り物となったコイののぼりは日本中に広まって、いつしか端午の節句には一般家庭でもコイののぼりを飾るという風習に変化して、そのまま定着したのが今のこいのぼりと言うことになるんです。
伝統行事と商家の宣伝が合わさって、新しい伝統行事が生まれるというのは、なんだかヘンテコで面白いですね。

ちなみに、端午の節句は元々家を継ぐ男児を重んじる武家の風習だったので、こいのぼりがあげられ始める時代でも、男児の出世を願い、男児の厄を払うという、男児のためだけの行事として行われていました。

ところが、次第に世間の価値観が少しずつ変化するにつれて、男児も女児も。そしてお父さんお母さん、家族全員の幸せと健康を願う行事へと変化していきました。
赤いこいのぼりを始めとした、色とりどりのこいのぼりを複数あげるようになったのも、この頃からなんですよ。

今日は何だか説教くさくなっちゃいましたね。
みんなのお家はこいのぼりをあげてますか?
あげていても、あげていなくても、こうやってこいのぼりの中にもぐって遊ぶのは楽しいので、みんなもぜひやってみてくださいね!

それでは今日はこの辺で。
あうーん!

コメント